0120-870-484
受付時間:9:00~18:00(水曜日定休)
受付時間:9:00~18:00(水曜日定休)
0120-870-484
受付時間:9:00~18:00(水曜日定休)
0120-870-484
受付時間:9:00~18:00(水曜日定休)
地震の多い日本では、「どれだけ揺れても倒れない家」を建てることが家族の命と暮らしを守る第一歩です。注文住宅であれば、自分たちの希望に合わせて耐震性を高めた住まいを実現することが可能です。
この記事では、耐震等級や地震に強い家の構造、注文住宅ならではの工夫、費用感などをわかりやすく解説し、地震に備える家づくりの判断材料をお届けします。

白木 博
はなまるの家 株式会社白木工務店 代表取締役 管理建築士。
和歌山市を中心に約200棟の木造設計管理、約600棟の木造施工管理の実績を持つ。
自ら基礎工事、木工事にも携わった経歴があり、机上だけでなく施工や強度・耐久を見据えた木造設計を得意とし、パッシブを取り入れた無垢の木をふんだんに使った家づくりの普及に取り組んでいる。

日本に住んでいる以上、「地震への備え」は避けて通れません。特に和歌山のような沿岸部では、将来的に大きな地震が起こる可能性が高く、家づくりの段階から備えておくことが大切です。
注文住宅であれば、地震に強い構造を取り入れた設計が可能です。まずは、なぜ今「耐震性」がこれほど重要視されるのかを見ていきましょう。
近年、日本各地で大きな地震が起きており、「いつ、どこで起きてもおかしくない」という状況が続いています。どんなに新しい家であっても、最低限の基準だけを満たしていれば安心とは言い切れません。
例えば、建築基準法を満たす「耐震等級1」は、震度6強から7程度の揺れに対して「倒壊しないこと」が基準です。ですが、それはあくまでも命を守る最低限の強さ。家具の転倒や内装の損傷は防げず、住み続けるには補修が必要になることも多いのです。
注文住宅では以下のような対策を事前に盛り込むことができます。
特に「耐震等級3」は、等級1と比べて1.5倍の強さを持ち、地震保険の割引対象にもなります。耐震性を高めた家は、将来的な資産価値の面でも有利です。
参照:国土交通省「住宅性能表示制度」
和歌山県は、南海トラフ巨大地震の想定震源域に位置しており、今後30年以内に発生する可能性は70%程度とされています(地震調査研究推進本部より)。この地震はマグニチュード8〜9クラスが想定されており、県内の広い範囲で震度6強〜7の強い揺れが起きる可能性があります。
想定される被害としては以下が挙げられます。
また、2000年以前に建てられた住宅では、現行の耐震基準を満たしていないケースが多く、特に注意が必要です。こうしたリスクを前提に、最初から「強く、安全な家」を設計することで、後悔のない家づくりが実現できます。
注文住宅であれば、地元の地盤状況や建物配置に合わせた耐震計画を立てられるのも大きなメリットです。将来起こり得る地震から家族と暮らしを守るためにも、今こそ「耐震性」に注目することが重要です。
参照:内閣府防災情報

「地震に強い家にしたい」と思ったとき、まず知っておきたいのが「耐震等級」という基準です。これは、住宅の構造がどれくらいの揺れに耐えられるかを示すもので、1〜3までの等級があります。数字が大きいほど耐震性能が高く、災害時の安心感にもつながります。
ここでは、それぞれの違いや選び方のポイントについてわかりやすく整理します。
耐震等級は、建築基準法に基づく住宅性能表示制度で定められた基準です。等級ごとの強さや対象とされる施設は以下の通りです。
| 等級 | 強さの目安 | 想定される地震時の状態 | 適用例 |
| 等級1 | 建築基準法の最低基準(震度6強〜7相当) | 倒壊・崩壊はしないが損傷の可能性あり | 一般的な新築住宅 |
| 等級2 | 等級1の1.25倍の耐震強度 | 損傷が抑えられる傾向がある | 学校・避難所など |
| 等級3 | 等級1の1.5倍の耐震強度 | 建物被害を最小限に抑えられる可能性が高い | 消防署・警察署・高性能住宅など |
耐震等級1でも法律上は問題ありませんが、生活を守るためには2や3を目指す方がより安心です。とくに「地震後も住み続けたい」と考えるなら、より高い等級の選択が望まれます。
耐震等級3は、住宅の中でも最も高い耐震性能を誇り、注文住宅ではこの等級を標準仕様とするケースも増えています。地震に強い家は「安心のため」と思われがちですが、実は経済面でも多くの実用的なメリットがあります。
主なメリットは以下の通りです。
もちろん、等級3仕様の設計には構造補強や精密な構造計算が必要なため、等級1と比較して30万〜100万円程度の追加費用がかかることがあります。ただし、この初期投資は、地震後の損害軽減、補助金の活用、保険料の割引などを踏まえると、将来的な出費を抑えられる「費用対効果の高い選択」といえるでしょう。
特に、南海トラフ地震のリスクが高いとされる和歌山では、家づくりの初期段階で耐震等級3を前提にすることが、安心と経済性の両面で賢明な判断となります。
地震に強い家をつくるには、耐震等級だけでなく、構造そのものの設計と施工にも目を向ける必要があります。特に注文住宅では、建物の形状や地盤、予算に応じて建築士や施工会社と相談しながら、最適な耐震工法を選ぶことが重要です。
ここでは、揺れに強い構造と、建物を支える「地盤・基礎・躯体」の工夫について紹介します。
地震対策には「耐震・制震・免震」の3つの構造手法があり、それぞれ揺れへの対応方法が異なります。建物の条件や立地、コストバランスを考慮しながら、どの構造を採用するかを検討しましょう。
| 工法 | 主な特徴 | メリット | 注意点 |
| 耐震 | 柱・梁・壁などの構造体で揺れに耐える | 比較的低コストで導入しやすい | 揺れの力が建物に直接伝わる |
| 制震 | 揺れを吸収する装置(例:オイルダンパー)を組み込む | 損傷を抑えやすく、繰り返す揺れに強い | 装置設置の費用・スペースに配慮が必要 |
| 免震 | 建物と地面を切り離す装置を使い、揺れを遮断 | 強い揺れを大きく軽減できる | 高コストかつ設置条件に制限がある |
特に木造住宅では、「耐震+制震」の併用が現実的かつ効果的です。たとえば、構造体に加えて制震ダンパーを設置することで、揺れのエネルギーを吸収し、建物全体への負担を減らすことができます。
どの工法が最適かは、設計条件や予算、敷地環境によって異なるため、専門家と相談のうえで判断しましょう。
建物の構造がどれだけ強くても、それを支える地盤や基礎に不安があれば、十分な耐震性は得られません。とくに和歌山のような沿岸地域や傾斜地では、地盤の強さにばらつきがあるため、目に見えない部分ほど入念な検討が必要です。
注文住宅では、次のような工夫を基に安全性を高めていきます。
とくに和歌山のように沿岸部や軟弱地盤の地域では、地盤調査と基礎設計を慎重に進めることが重要です。設計士や施工会社と連携し、自分たちの土地やライフスタイルに合わせた構造設計を進めましょう。
地震に強い家を建てるには、耐震等級だけでなく、工法や地盤対策、設計の一貫性が欠かせません。
注文住宅なら、構造計算や地盤調査に基づき、地盤・基礎・柱や梁といった躯体までを一体で設計・施工できるのが大きな強みです。とくに地震リスクが高い地域では、見た目や間取りだけでなく、目に見えない部分までしっかり備えた家こそが、家族の安心と暮らしを守ってくれます。
地震に強く、安心して長く暮らせる住まいを建てたい方へ。
和歌山で耐震等級3・制震装置・長期保証を標準仕様とする高性能住宅をお探しなら、「はなまるの家」にぜひご相談ください。